先週末熊取駅前での大阪都構想タウンミーティングで全ての自治体を制覇!

衆議院解散選挙前に岬町から田尻町まで人口数にかかわらず丁寧に説明に回っていた橋下代表、松井幹事長だったが今回、最後の未開催地である熊取町駅前で600名の聴衆に向かって「都構想」の意義を訴えた。

都構想是非を問う住民投票が直接行われない場所に住んでいる人々にその重要性を訴えることは大変難しいし、どんなメリットがあるのかパンチの利いた言葉がなかなか見つからないのが実情だと思うが正直な代表の性格が表れた演説であった。

橋下代表は決して誇張することなく、また過剰な期待を持たせることのない「ありのまま」の影響を説明していた。少しくらい嘘でも二重行政の無駄を省いたお金を大阪市以外の自治体へまわすとか、関空アクセス改善の為の「なにわ筋線」開通の資金にするとか云うのかと思っていたら、「2重行政を無くすると府民税が無駄に使われない」「大阪都880万人がひとつになって勝負出来る」と何とも熱くなるメリットは聞けなかった。

しかし、橋下代表は自分の住んでいる街だけのことを考えている人ではなく、大阪全体のことを考えているような人に向かって訴えており、大阪府民の皆さんにはそう考えて欲しいときっと思っているはずである。

それは皆さんに隣の市や町ではなく、名古屋や横浜、ソウルや香港などに決して負けない様に大阪を一つにして強くすることがこの都構想の最大の意義だと分かったタウンミーティンクであった。

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