5月臨時議会報告(委員選定と工事発注の件)

毎年5月には臨時議会が約1週間だけ開催されるが、主に今年度の議会における各委員会メンバーの選定と一部事務組合への出向議員を決める議会内容である。

今期が改選前の最終の役選となるが、議長、副議長、総務産業委員会と厚生文教委員会は2年任期となる為、正副委員長は継続となる。また監査委員と農業委員(農業委員会法改正により7月まで)も継続される。今年度から特別委員会であった「関西国際空港問題対策特別委員会」と云う名称が「関空りんくうまちづくり特別委員会」に変更となり、少しだけ短くなったが、りんくうタウン駅が市の所有となり空港のみならずりんくうエリアも対象に議論していくことになったこともある。

また特設委員会では「行財政委員会」のほか新たに「りんくう総合医療センター委員会」が新しく開設され独法化した別の法人ではあるが、経営難に陥っている現状、常に経営状況の把握を行っていく必要性から設けられた。

私はその「りんくう総合医療センター委員会」の副委員長を拝命したのだが、普段から委員会では黙っているのが苦手な方なので、立場上発言しにくい副委員長席は正直不本意ではある。

一方、南部公園の整備工事については交付金の関係上、工事を今期中に終了すべく今臨時議会で承認案件で上程されたが、入札金額はどこも最低価格で抽選による決定であり、一時期の予定価格ぎりぎりの高値での入札や1社のみの入札などの不信な入札ではなく、談合なども感じられない正常な入札結果であった。

※付議案件(3)(4)工事請負契約締結について

(3)泉佐野南部公園グランド整備工事は予定価格7億1739万円、最低価格6億468万円(共に税込)で公開入札。結果は10社とも最低価格で応札、抽選により市内業者とJVで大阪市内の業者が落札

(4)同じく南部公園電気工事は予定価格1億9299万円、最低価格1億6529万円(税込)で公開入札。結果は6社とも最低価格で応札、抽選により市内業者と岸和田の業者とのJVが落札

最後に全員協議会では、市が4月に府から購入したりんくうパピリオの元書店跡地にJRAの場外馬券売り場を誘致する計画案が示され、これは今後大きな議論を呼びそうである。