ウガンダ選手団受入れを反面教師として

6月議会が先週末で閉会となる直前に東京オリンピック、パラリンピックのホストタウン事業でウガンダ選手団9名の内1名が成田空港でもう1名が泉佐野市でコロナウイルス感染症の陽性が判明した。

当初、泉佐野市では1名の陽性者以外は濃厚接触者にならないと事前に聞いていたので成田へ市職員3人と長距離なのでドライバー2名と添乗員2名も同乗し、バスで迎えに行ったそうです。

しかし、国の水際対策が全くできておらすに、その後、泉佐野市に来てから1名の陽性判定と残り全員が濃厚接触者に認定。

これから1か月後に行われる東京オリンピック・パラリンピックの外国人受け入れの第1弾でこの始末です。

緊急事態宣言解除後にオリンピックをやるぐらいだからと人流は増加し、新規感染者もやや増加傾向に転じているので先が思いやられます。

今回の出来事から国は空港リエゾンとして強化対策を打ち出したが、本当なら今の日本への入国者は2回のワクチン接種後抗体が出来るまでの間隔をあけて認めるべきことと痛感しました。

ウガンダ選手団と迎えに行った皆様には申し訳ありませんが今回のケースは今後の安全対策に大きく寄与するシミュレーションになったのではないかと感じます。

6月議会はそのウガンダ選手団受け入れやワクチン接種費、りんくう野外文化堂、コロナの影響の生活支援などの補正予算が可決

報告案件ではPCR検査センター設置、グローバル人材育成制度、稲倉野外活動センター、総合産業支援センター、家庭内感染防止策などがありました。

最大の課題は何といっても7月からの12~64歳までのワクチン接種を効率的に行うことであります。

秋にはなんとか収束に向けて進んでいきますように心に祈りながら。

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