ワクチン予約で不安という副反応が

本市でもGWが明けて65歳以上の人へのワクチン接種が本格的に始まった。

予約から接種完了までスムーズに混乱なくすべての人が落ち着いた状況でなかなか難しいと思っていたが、案の定予約開始直後、いろんなところからクレームや怒りの連絡をもらった。

市担当部局との議会でのやり取りでは、本市は1回接種してもらう度に千円上乗せすることもあってか約70軒くらいの医療機関に手を挙げてもらっているので予約殺到での混乱は無いと言っていた。

しかし、実際は集団接種予約開始の6日月曜日の9時からコールセンター、インターネット、市役所の電話すべてがパンクし大混乱となった。

その背景には公開されている個別接種先と非公開の医療機関がそれぞれ予約を十分に取ってもらえないので集団接種希望に流れたという問題がある。

また、かかりつけ医院という定義が分かりにくく、コロナの影響で1年以上、内科などの病院に行っていない人が多く、本人自身がかかりつけ患者か判断できずに断られているケースもあると聞く。

各病院サイドもどれだけのワクチンが供給されるか分からないから容易に予約を取ることも出来ず、一般公開されている病院でもカルテのある常連の患者さんとご近所の1回も診たことのない人とどう優先順位をつけるかは非常に難し。

事実、予約開始の日に病院の窓口に並んだワクチン希望の人に「一見さんは打ちません」といって小さなトラブルがあったとも聞いている。

しかし、今後は希望数量のワクチンが安定供給されるとのことで、予約も取りやすいと思われるが、実際ワクチンが確実に入ってくるまで予約をとることも出来ない。

さて、7月の集団接種が17日の月曜日9時から2000人分予約開始となったが、今回もネットは30分で終了、電話も非常に繋がりにくい状況は前回と変わらず。

国がワクチン予約システムをしっかり示さないことによって国民の間に「不安」という副反応が出たことになる。

そのような中、接種医師として千代松市長から要請のあった19区支部長、伊東信久医師と大阪維新の会の議員団が共に7月分の予約受付を市民の皆様に伝え、伊東氏の専門分野のウイルスの変異株に対するワクチンの効果や副反応について街宣車のマイクを通じ、週2回市内全域を回っております。

自分たちに何が出来るのかを常に考え、今後も活動して参ります。

Print Friendly, PDF & Email