JR日根野駅に「おもてなし」が出来た報告に行ったのに・・・

4月11日火曜日午前10時、天気は雨。JR日根野駅前の時計贈呈式

かれこれ2年程前に、日根野駅前でひとりチラシ配りで朝立ちをしていた時、駅前で駐輪場を営んでいるおっちゃんが声をかけてきた。その人は昔、丸山ほだかさんが初めて選挙に出た時に、駅の真ん前に位置するバツグンの場所でポスターを貼れるフェンスを持たれていたので、知人を通じ貼らせてもらい、その後もずっと維新のポスターを貼り続けて頂いている方である。その方はいつも気さくに通学の子供たちや駐輪場を利用している人達にも声を掛けたりする、誰からも好かれている方で、私にも気さくに「2つ陳情があるんやけど」と云ってこられた。

一つ目は駅から降りた人がタクシー乗り場の表示は大きくあるのに、同じ形状のバス乗り場の表示が無いのはおかしいとのことであった。すぐに道路課にお願いしてカッティングシートで大きく表示してもらった。もうひとつが特急の停まる駅前なのに時計がないのはおかしい。電車時刻を気にする通勤通学の人や時間が分からない外国人には絶対必要だと云ってこられた。

そこで市には予算が無いので奉仕団体などの寄附先を探していた時、前市長で現在泉佐野電力の理事長である新田谷修司氏から「寄附したげようか!省エネでソーラー時計なら電気工事不要だし」との有難い申し出があり、本日その念願のソーラー式、大型電波時計の寄贈式があった。

今日の贈呈式の前にその駐輪場へ正式に設置の報告に出向くと、その方のご親族から2か月前に急に心臓の病気で他界されたことを告げられた。言葉を失ってしまったが、代理で妹さんが贈呈式を見に来てもらって、新田谷理事長に挨拶をされた。

残念でならないが、天国からきっと時計の設置を見てもらって喜んでくれていることと思う。心からお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈り致します。