りんくうアウトレットの規模が全国2位に

泉佐野市最大の集客施設「りんくうプレミアム・アウトレット」の第5期増設エリアが8月12日、オープンした。

本来なら東京五輪開催に合わせ、関空利用のインバウンドが必ず立ち寄る観光スポットとして大きな期待をもって開発したが、コロナの影響で地元周辺の来場にとどまっている。

国内では御殿場に次いで2番目の出店数となったりんくうだが、新設エリア「シーサイド」エリアは、大阪湾を一望できるエリアの特色を生かした眺望の良さが特徴。

既存エリアからの移転14店舗を含む物販38店と飲食店10店の全48店舗が出店した。

海沿いには、約2万平方メートルの広大な芝生広場「シーサイドパーク」が登場し、アウトレット施設初となるグランピング施設を備える。

敷地内には、建築家・隈研吾さんとスノーピーク(新潟県三条市)が共同開発したモバイルハウスを5台設置。海を眺めながらグランピング体験を楽しめるほか、「シーサイドパーク」の特定エリアでは、スノーピークのギアのレンタルたき火などさまざまなアクティビティを楽しめる。

週末、金曜日夕方に見学を兼ねて買い物に出かけたが、外国人が来れない状況下でも 多くの若者中心に賑わっていた。

ビルの3階部分には、船をイメージしたフードホール「りんくうダイニング」に通じるエスカレーターですれ違った女性客のひとりが夕日の向こうに見える関空を見ながら放った言葉がとても印象に残っている。

「このへんは本当に良いところだね!」

とてもうれしい気持ちと同時にコロナ終息後の人気観光スポットは間違いないと確信した。

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