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10月24日(月)25日(火)泉佐野市議会 厚生文教委員会 行政視察

1日目 栃木県日光市 「生活困窮家庭の子どもへの支援について」
2日目 群馬県太田市 「フードバンクを活用した食品ロス削減と食料支援について」

初日訪問した場所は日光市家庭児童相談室で「NPO法人だいじょうぶ」の畠山由美理事長と面談し、虐待防止とその保護、母子の居場所運営などの取り組みについてお聞きし、質疑応答と意見交換をしました。10年前に近くで幼い兄弟が虐待死するという事件を発端に安定した子育てが出来る様、子どもを学校に通わせる様に生活のサポートから食事の提供、勉強を教えることまで行っている。

生活保護の適用が受けるに至れば良いとの言葉が頭に残っていて、社会の支援制度にたどり着かない世帯がまだまだ多く存在している現実を痛感。本市でも「子ども食堂」の開設がスタートし、家庭に居場所が見つけられない子どもたちに心地よい居場所を提供する支援の施策が今後も必要であると思います。

翌日は人口22万人の特例市である太田市役所を訪問し、担当部局から「フードバンクおおた」の概要説明の後、質疑応答、意見交換を行い、実際その場所の視察を行いました。富士重工業(SUBARU)がある市ということで財政が安定していることは庁舎を見ればすぐに分かったが、食品ロスを減らしその分貧困に苦しむ世帯を支援する一石二鳥の取り組みであると非常に興味をもった。詳しい説明を聞くと基本的に農産物などの「生もの」は扱わず、お米やお菓子などの保存がきく食品が主であるとのこと。

当然食の安全性が最優先で常温管理、冷凍、冷蔵保存が可能な未開封の賞味期限内のものであるというかなり限られたものであることは理解出来るが、イメージしていた食べられるのにバンバン捨てられていく莫大な量のいわゆるコンビニ弁当等の廃棄される直前のものを困窮者への支援物資として提供するものとは少し違っていた。しかし、災害用の備蓄食品が期限が迫ってきたものや販売期限切れなどの利用方法としては大変素晴らしいと思います。

この制度のポイントはあくまで食事のプラスアルファーであると云うことと、受け取る側は品物を選べないということ。

今回の視察は共に益々加速度を増す格差社会が及ぼす影の部分「貧困層」への行政の取り組みを勉強してきました。本来なら皆が平等に暮らせれば問題ないのだが資本主義社会である以上どうしても生まれるこの問題は、国の制度で是非、是正をしていってもらいたいものです。

PS:「佐野」という駅で思いだしたのですが、昔、泉佐野市は狭い野(さの)から佐野と命名しようとしたところ既に「佐野」と名付けられていた為、止む無く泉を付けたという話です。
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