平成30年12月議会が閉会した。9月議会が台風被害に対応しなければならない為に、一般質問は各会派自粛となり、半年ぶりに代表質問を行った。
議会において二元代表は市長サイドと議会サイドだが、行政施策の提案権はほとんど市長サイドにある。その中で、議員からの訴えとして最も効力を発揮できるのが、定例議会での一般質問だと思う。
今回の大阪維新の会代表質問は順番により私が登壇したのだが、最大の課題は台風などの防災対策である。その中で、私が一番に挙げたのが防災無線が聞き取りづらい問題。スピーカーを増やせば簡単なのだが、1つ増設するのに460万ほど掛かるので対費用効果上難しい。現状での対策としては、まずはHPのトップ画面に放送内容を掲載すること。アナウンスする人を大きな、通りやすい声の人を選ぶことなどを要望した。
今回の台風被害に遭われた方にブルーシートなどを無料配布した際、かなり不公平感を持たれた市民の方も多く、次回の対応は是非、公平な対応が出来るようにマニュアルを作成し、不平不満が出ないように要望した。
災害に有効とされる防災訓練では町会で温度差が出ないように、市がモデルケースを提案し、AEDの実際の訓練など、いざと云う時に役立つ内容を入れてもらいたい。
観光関連質問では各自治体単位では宿泊観光とならないので、広域でのプロモーション活動が必要。KIX泉州ツーリズムビューローがその役割をしっかり果たしてもらいたい。また、本市では新たな観光資源として「道の駅」開設を是非目指してもらいたい。
今年、市制70周年が大々的に実施されたが、後々に残るような記念事業がない中、来年4月6日の「花いっぱい全国大会」はレガシーとなる様な大会とすべきである。駅や市役所周辺、学校周辺などに花壇を設置し、市民の皆様に安らぎを感じてもらえるよう要望した。
学力向上策の「まなびんぐサポート事業」などをより深め、教師のみならず地域のサポートをより深めるための「教育センター」の開設の必要性を訴えた。
泉佐野電力の2階がすでに研修などに活用されているので適切ではないかと進言した。
以上が質問のポイントです。