3月議会と伊東信久拡大活動

昨年に続き2回目のコロナ禍の春が訪れました。

現在、関東に先駆けて緊急事態宣言の解除を行った大阪は再び感染拡大傾向にあり、時短要請の継続とエリア拡大の措置を行うと我が党首の吉村知事は言います。

そのような中、あと半年近くとなった衆議院議員の任期満了までの間、どこで解散総選挙が行われるか話題になってきました。

泉佐野市を含む大阪19区選挙区では過去3回連続、維新の会が小選挙区で勝利してきたが、今回は初挑戦の伊東のぶひさ支部長を逆風の中の選挙と位置づけ、何としても勝利しなければなりません。

そこで今年からは毎週木曜日と土曜日を泉佐野活動日と決めて、支援者拡大活動や街頭演説会の開催を行っています。

私も市議会活動と並行し、コロナ対策をしながら伊東のぶひさの知名度アップを図るために松浪府議、新田市議と共に拡大活動を全力で行って行きます。

しかし、私の最優先は市議会議員の役割で、3月議会は令和3年度の施政方針と予算編成に対して審議する年間最も重要と思われる議会であり、私は予算特別委員会の副委員長に推挙されました。

委員長は委員会を進める役割に集中するため、理事者に質問が実質出来ないが、副委員長である私は疑問点をしっかり質問することが出来ました。

昨年度の予算は令和元年予算と決算予想を考慮して組みたてた予算なので新型コロナウイルス感染拡大を想定していない言わばインバウンド絶好調の時の予算でした。

しかし今年度予算は前年度と全く比較できないほどの違う状況下であり、今後のワクチンの効果や全世界のコロナ感染状況によって大きく変化することも考えられ、以下のようにまとめてみました。

令和3年度歳入予算は昨年からのコロナ禍の影響により市税の大幅な減収が見込まれます。また地方交付税制度の改正や社会保障の増加など不確定な要素も多く、更なる財政の強直化を招く恐れもあります。

一方、歳出予算は新型コロナウイルス感染症のワクチン接種で4.1億円、ふるさと納税の新たな取り組みを進める為に3.2億円、小中学校の給食費無償化の補助で2.5億円、りんくう総合医療センター運営負担金で1.8億円とそれぞれ増加している反面、26.5億円借り換え債を含む公債費や建設事業費等が減少しています。

本年度は市民の皆様の命と健康を守るために引き続きりんくう総合医療センターと連携し感染症拡大防止に努めると共に、デジタル社会を推進するためにオンライン化に向けた取り組みを実施するなどの予算案を慎重に審議し、賛成多数で可決致しました。(副委員長として作成した市議会だより掲載文より)

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