改選後の6月定例議会で維新改革案を幹事長が発議!

6月12日より開会した6月定例議会は28日閉会した。

今議会は5月13日に投開票した泉佐野市議会議員選挙により新しい議員での初議会であった。

政党別にはほとんど変わりは無く、無所属議員から自民党議員に2名入れ替わった格好になっているが、大阪維新の会は目標であった議席拡大には至らず、前期同様2名の議員で是々非々を立ち位置で、看板政策である「身を切る改革」を掲げ、早速今議会において「議員報酬削減案」を発議した。

4年前は早期健全化団体で職員共々報酬カットを実施しており、当時は20%カットを月額と期末手当に充当していたが、その1年後に財政が安定し、健全化団体から脱却したため、10%カットまで削減幅を下げ、現在に至っている。

そこで、5月の選挙では「身を切る改革」案として大阪府議会と同じ算定方式にして、15%カットの条例制定改正案を議員発議した。

この案は大阪維新の会の身を切る改革の先陣を切った大阪府議会は議員報酬削減を月額のみ30%カットとし、賛成多数で可決したことにならい、本市でも月額を15%カットし、期末手当は含まないとするものである。

この算定方式でいくと、現状の月額と期末報酬共に10%カットは14.4%カットとなり、公約とはあまり差は無いが、規定の金額からは年間約100万円程度の削減となる。

採決では維新の会以外の議員は現状の期末手当も含む10%カットを支持し、残念ながら、2対15で維新案は否決された。

従って、これまで通り、公約に掲げて削減できなかった分については、年度末に被災地等に寄付することで公約達成していく決意である。