11月22日に行われる大阪知事選と市長選のW選挙の戦いが始まり、大阪市外の議員全員の市内入りが指示された。
橋下代表の動物的勘が働いたのか、市長選が危ないと判断したのだろう。確かに5月17日のあの衝撃的な敗北が頭をよぎる。
連日此花区で活動しながらふと、橋下代表の下で戦う最後の選挙であると思い出す。
帰りの車中で流れていた竹内まりやの「静かな伝説(レジェンド)」を聴いていて、自然とこみ上げてくる歌詞がある。
「語ってくれ 彼の生きざまを 険しい道選んだ 彼らのその物語(ストーリー) 明日を生きる僕らの 希望となる」
後1ケ月で政治家を引退する橋下徹。恐らく今後二度と現れることの無い現代の坂本竜馬。
ただ大阪を良くしたいと政治の世界に飛び込み、全てを投げ捨て、常に表舞台で嵐の様にかけずり回り、最後的には住民投票で否定されてしまい、燃え尽きてしまったのだろうか自ら終止符を打つ事になってしまった。
ただ、残った多くの同志への責任として後継者だけはしっかり残して置きたいと選んだ人物が吉村洋文氏であり、あの橋下徹が選んだ男、どれほどの人物なのかは想像に容易い。