8月30日に開園した泉佐野丘陵緑地は大阪府営公園第19番目の公園で本市ではりんくう公園に次ぐ2つ目の大型公園で皮肉なことに両方ともバブル時の開発エリアに位置している。
関西のシリコンバレーにしようした泉佐野コスモポリスと計画が破綻し、その後処理で近郊緑地の網がかかっているとして、費用をかけない手作り公園を考え出した訳だ。
自然のままの公園を維持することが最大のコンセプトにしているだけあって、初めて訪れた人は口を揃えて「何もない公園で人が来てくれるのか」と云う。
この公園を魅力あるものにしていくには所管する大阪府の岸和田土木が柔軟な発想をもって民間的センスを取り入れていくことが大切だと思う。
その後の視察先である北ポンプ場は最近の豪雨で浸水している日本各地の映像を見ると必要な施設であり、実際浜筋エリアでの浸水がほぼ皆無になっている状況がそれを物語っている。
上写真:丘陵緑地からりんタウンを望む 下写真:北ポンプ場内